読書日記 2018年

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池上彰のお金の学校 池上彰 朝日新書 ★★★☆☆

芸術系の学生を対象にした特別講義の内容ということで、まるで赤子に諭すような平易さである。「お金の歴史」から語り始めるあたりが、安定の池上節。

ある程度体系的に書かれているので、経済のケの字も知らない人が最初に読む本としては良いかもしれない。
でも、基礎的で無難なことしか書かれていないので、あまりサプライズはなかった。
為替と株の話は物足りない。格安チケットやギャンブルの話は蛇足。

東日本大震災の直後に出版された本なので、話題はやや古い。(18/04/21読了 18/12/03更新)

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