読書日記 2008年

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名山へのまなざし 齋藤潮 講談社現代新書 ★☆☆☆☆

眺める場所によって、山岳の見え方は変わる。どこから見たときに、山は一番美しく見えるだろうか。山岳写真を撮る人ならば、このことに思いを巡らせるだろうが、山を神として祀っていた古代人も、その山が一番神々しく見える場所に神社を築いた。

なかなか面白い視点だと思って読み始めたが、読んでみると実に退屈だった。内容は至ってまじめなのだが。読者を惹きつける文章と、そうでない文章との違いはなんだろうか、と思う。(08/08/19 読了)

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