読書日記 2008年

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ドキュメント 死刑囚 篠田博之 ちくま新書 ★★★☆☆

宮﨑勤、小林薫、宅間守という3人の(元)死刑囚を追ったルポ。
そうしないと彼らから何かを聞き出すことはできないのだろうが、著者の立場は中立でなく、加害者側に寄り添っている。こういう事件をきっちりと追いかけることがジャーナリズムの使命である、といえばそうかもしれないが、正直言って、よくこういう仕事をするなぁと思う。
さらに理解を超えているのは、宅間守と獄中結婚したという、死刑制度に反対するアムネスティの女性の存在である。なんともモヤモヤした気分になる。(08/11/16 読了)

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