Home > マラソンの記録 > 2018年 つくばマラソン

公式記録:4時間24分36秒
ネットタイム:4時間23分28秒

Start 0:01:08 (4780位)
5km 0:30:44 0:29:36 (6549位)
10km 1:00:02 0:29:18 (6892位)
15km 1:29:37 0:29:35 (7068位)
20km 1:58:37 0:29:00 (7128位)
Half 2:04:57 (7162位)
25km 2:27:39 0:29:02 (6983位)
30km 2:58:16 0:30:37 (6840位)
35km 3:32:07 0:33:51 (6726位)
40km 4:08:26 0:36:19 (6705位)
Finish 4:24:36 0:16:10 (6759位)

ここのところ、3年連続で4時間20分台をウロウロしている。これを進歩がないと見るべきか、老化に抗っていると見るべきか。
前者であるべきなのだが、後者だと思ってどこか安心してしまっている自分がいる。
でも、本当はもっと頑張れたはずなのだ。すっかり攻めの姿勢を失ってしまった。

今回は、去年よりは練習ができたつもりだった。4時間10分くらいで行けると思ったのだが、甘かった。
敗因ははっきりしていて、ロング走が丸っきり足りていないのだ。本番2週間前に、付け焼き刃的に33.5キロ走(皇居6周)を決行したものの、6周目に脚が攣った。

練習用のシューズも本番用のシューズも5年ほど前に買ったものであったため、さすがにまずいと思って、本番1週間前に新しいシューズを購入。 しかし、私の特殊な足型にフィットする靴は世の中に存在しないため、踵の部分がカパカパだった。そのため、靴下との組み合わせを変えたりして、直前まで微調整を試みなければならなかった。

本番5日前、調子に乗ってヨガ→筋トレ→皇居ランというフルコースを決行したところ、古傷の腰が疼き始めた。
2日前、靴と靴下の相性をチェックするために軽く試走したところ、いよいよ腰の違和感が無視できないものになった。そのため、前日に整骨院に駆け込み、背中をガチガチにテーピングして本番を迎えることになった。

結果的には、靴を新調したことも、背中にテーピングしたことも吉と出た。
これまで、サブ3.5用の薄いレースシューズで走っていたのが無理があったのだ。そのため、ゴールした後は、足の裏の肉球が痛くて歩行もままならない状態になっていた。今回、足の裏へのダメージはほとんどなかった。
また、恐れていた腰痛も問題にならなかった。走行中に背中のテーピングが気になることもなかった。
問題は、いつもとまったく同じパターンだが、33km地点で足が攣ったことだった。

例年のごとく、当日は憎いくらいの秋晴れ。東京オリンピックも11月にやればいいのに・・・と思った。
今年から5段階のウェーブスタートが導入され、私は3番目のスタート。
スタート前の待ち時間は寒くて凍えていたが、終盤には暑さも感じた。日差しが眩しくて眩暈がした。

全体的に、あまり印象に残らない平板なレース展開だった。
走っていて楽しいと思える瞬間はなかった。いかにしてダメージを抑えつつ、無難にゴールするかということばかり考えていた。

スタート直後から脚が重かった。
25kmまで、誤差36秒以内という美しすぎるラップタイムを刻んでしまった。
しかし、5キロ29分というペースは、少々遅すぎたのかもしれない。このペースだと呼吸は楽だが、まったくテンションが上がらない。ただだるいだけである。
心拍数と呼吸数をギリギリまで上げないと、ランナーズ・ハイは襲ってこないのだ。
だが、残りの距離を考えると、なかなか攻めに転じられない。25kmを過ぎるともう脚がパンパンになり、ペースを上げたくても上げられなくなってきた。
33km付近で左足のふくらはぎにピリッと電流が走った。ヤバイと思って走行速度を落とす。
一旦脚が攣りかかると、怖くてスピードを上げることができない。たまにフッと楽になる瞬間があって、少し加速を試みるが、たちまち脚に電流が走る。そのため、ずっと左足をかばって、宥めたり賺したりしながら恐る恐る走らざるを得なかった。
それでも、35kmを過ぎても一度も歩かずに、キロ7のペースを維持できたのは良いニュースだった。去年よりはペースの下落幅を抑えることができ、去年の自分に3分勝った。
しかし、前半27分台で突っ込んで後半に大失速するという2年前のダメダメレースに、結果的に2分負けた。

今の走力だとサブ4は遠いが、せめて終盤になっても失速しない走りをしたい。4ヶ月後のはなももに再起を期したい。

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